The Songs

中村雅俊 The Songs歌詞
1.ふれあい

作詞:山川啓介
作曲:いずみたく

悲しみに 出会うたび
あの人を 思い出す
こんな時 そばにいて
肩を抱いて ほしいと

なぐさめも 涙もいらないさ
ぬくもりが ほしいだけ
ひとはみな 一人では
生きてゆけない ものだから

空しさに 悩む日は
あの人を 誘いたい
ひとことも 語らずに
おなじ歌 歌おうと

何気(なにげ)ない 心のふれあいが
幸せを 連れてくる
ひとはみな 一人では
生きてゆけない ものだから

何気(なにげ)ない 心のふれあいが
幸せを 連れてくる
ひとはみな 一人では
生きてゆけない ものだから

生きてゆけない ものだから


2.いつか街であったなら

何気ない毎日が 風のように過ぎてゆく
この街で君と出会い この街で君と過ごす

この街で君と別れたことも
僕はきっと忘れるだろう

それでもいつか どこかの街で会ったなら
肩を叩いて微笑んでおくれ

さりげないやさしさが 僕の胸をしめつけた
この街で僕を愛し この街で僕を憎み

この街で夢を壊したことも
君はきっと忘れるだろう

それでもいつか どこかの街で会ったなら
肩を叩いて微笑みあおう

それでもいつか どこかの街で会ったなら
肩を叩いて微笑みあおう…


3.俺たちの旅

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

夢の坂道は木の葉模様の石畳
まばゆく白い長い壁
足跡も影も残さないで
たどりつけない山の中へ
続いているものなのです

夢の夕陽はコバルト色の空と海
交わってただ遠い果て
輝いたという記憶だけで
ほんの小さな一番星に
追われて消えるものなのです

背中の夢に浮かぶ小舟に
あなたが今でも手を振るようだ
背中の夢に浮かぶ小舟に
あなたが今でも手を振るようだ

夢の語らいは小麦色した帰り道
畑の中の戻り道
ウォーターメロンの花の中に
数えきれない長い年月
うたたねをするものなのです

背中の夢に浮かぶ小舟に
あなたが今でも手を振るようだ
背中の夢に浮かぶ小舟に
あなたが今でも手を振るようだ


4.ただお前がいい

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

ただお前がいい
わずらわしさに なげた小石の
放物線の軌跡の上で
通り過ぎてきた
青春のかけらが飛び跳ねて見えた
そのてり返しを
そのほほに写していたおまえ

※また会う約束などすることもなく
それじゃまたな と別れるときの
お前がいい※

ただお前がいい
おとすものなど なんにもないのに
伝言板の左の端に
今日もまた一つ
忘れ物をしたと誰にともなく書く
そのくり返しを
その帰り道に笑うお前

(※くり返し)

そのてり返しを
そのほほに写していたお前

(※くり返し)


5.時代おくれの恋人たち

手のひらに澄んだ水をすくって
お前の喉に 流し込む

そんな不器用で強くやさしい
つながりは ないものか

恋人よ 愛なんて 言葉は捨てろよ
流行りの服も 生き方も 疲れるだけさ

裸足で 青い草を踏みしめ
この腕に かけて来い

飛び上がって もいだ 青いリンゴを
かわるがわるに かじり合う

そんな飾らない だけど確かな
つながりは ないものか

恋人よ 愛なんて言葉は捨てろよ
生まれたままの まごころを くれればいいさ

かわりに誰も やれないものを
その胸に 伝えよう

恋人よ 愛なんて言葉は捨てろよ
ざわめく街は 青ざめた人々ばかり

迷わず熱く 肌を火照らせ
この腕に かけて来い


6.海を抱きしめて

作詞:山川啓介
作曲:筒美京平

生まれて来なければ よかったなんて
心が つぶやく日は
人ごみに背を向け 会いに行くのさ
なつかしい海に
幼な児よりも ひたむきに
遠い名前を呼んで
汗ばむ心潮風が 洗うにまかせれば
いつのまにか生きることが
また好きになるぼくだよ

誰かがぼくよりも まぶしく見えて
心が うつむく時
カモメの笑い声 聞きにいくのさ
いつもの渚に
なんて小さな 悲しみに
ひとは つまずくのだろう
船乗りたちがするように 海を抱きしめれば
忘れかけた大らかさを
またとり戻すぼくだよ


7.心の色

作詞:大津あきら
作曲:木森敏之

受話器の向こうから 聞こえる涙声
君はだれにはぐれた
都会を舞う君は 黄色いツバメのようだね
心を染めないで

昇るサンライズ 見上げてごらんよ
ひとり素顔に戻って
いつだって俺は此処にいる
だから朝陽と出逢い君は
春をゆけ熱い今日を生きて
夏をゆけ
そしてララバイ…やさしさを知れば
微笑いあえる

ざわめく人波に 消された細い声
君はだれを愛した
素直になれた時 黄色いツバメと気付くよ
すべてを脱ぎ捨てて

燃えるサンセット 唄ってごらんよ
遠くあどけない日々を
振り向けば俺は此処にいる
だから夕陽に踊り君は
北へゆけ寒い今日を生きて
西へゆけ
そしてララバイ…淋しさを知れば
愛しあえる

※サンライズ…朝陽と出逢って
サンセット…夕陽に踊って
やさしさを知れば
きっと微笑いあえる
サンライズ…朝陽と出逢って
サンセット…夕陽に踊って
淋しさを知れば
きっと 愛しあえる※

(※くり返し)


8.恋人も濡れる街角

作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐

不思議な恋は女の姿をして
今夜あたり 訪れるさ
間柄は遠いけど お前とはOK 今すぐ
YOKOHAMAじゃ 今乱れた恋が揺れる
俺とお前のまんなかで
触るだけで感じちゃう
お別れの Good-night 言えずに

ああ つれないそぶりさえ
よく見りゃ愛しく思えてく
ただ一言でいいから
感じたままを口にしてよ
愛だけが俺を迷わせる
恋人も濡れる街角

港の街によく似た女がいて
Shyなメロディ 口ずさむよ
通り過ぎりゃいいものを
あの頃の Romance 忘れず
ああ時折雨の降る
馬車道あたりで待っている
もうこのままでいいから
指先で俺をいかせてくれ

愛だけが俺を迷わせる
恋人も濡れる街角
女ならくるおしいままに
恋人も濡れる街角


9.想い出のクリフサイド・ホテル

作詞:売野雅勇
作曲:鈴木キサブロー

最後まで君だけが 嘘の名で通したね
マリーナを見下ろす部屋で
西風が灼けた肌濡らしてく頃
君を忘れられたらいいね

夏の日の恋だと割り切れぬ 俺を笑え

想い出のクリフサイド・ホテル
ああ淋しいとささやけよ
想い出のクリフサイド・ホテル
抱きしめてくれもう一度

事情(わけ)のある女だと瞳(め)を閉じて泣いてたね
細い腕うなじに回し
引き湖の渚から君が消えてく
逢わなかったことにしてと

甘い夢醒めれば ほろ苦いただの男さ

想い出のクリフサイド・ホテル
大人でしょうと背を向けた
想い出のクリフサイド・ホテル
君がいちばん哀しいね

君だけが本当の君を知らない

想い出のクリフサイド・ホテル
ああ淋しいとささやけよ
想い出のクリフサイド・ホテル
君がいちばん哀しいね


10.あなたにあげたい愛がある

作詞:大津あきら
作曲:NOBODY

見つめる度 あなたは
俯いていた
近くても遠い素顔隠して
出逢った事がきっと
素敵なんだと
戸惑いの肩に触れた指先
心ごともう生まれ変わって
今日から…

※あなたにあげたい愛がある
包んだこの腕の中で
あなたにあげたい愛がある
囁く言葉より深く抱きしめて※

張りつめてた あなたの
瞳が溶ける
微笑みをそっと焼きつけながら
大人の色で濡れた瞼を
拭いたら
あなたにあげたい愛がある
明日また逢えるためだけに
あなたにあげたい愛がある
想い出さらうほど 甘くくちづけて

(※くり返し)


11.100年の勇気


12.ありったけの愛を集めて

作詞:並河祥太
作曲:赤塩正樹

曲がりくねった 長い道 歩き疲れた街
飾らない 微笑みに 出逢う
遠い昔の 俺がいる まだ夢見てた頃の
止まらない ときめきを 感じてる

どう 言えばいいのか 熱い胸で
何かが変わる 心が動いている

ありったけの 愛をそのままうちあけたいけど
ありったけの 愛を集めて 抱き寄せたい 人がいるのに

見守るだけで 満たされる 愛に驚いている
ある意味で 憶病な 俺さ
それほど君が 眩しくて その未来が綺麗で
ふれるのが 誰よりも 怖くなる

どうすればいいのか わからなくて
心の中で 何度も 抱きしめた

ありったけの 愛をそのままうちあけたいけど
ありったけの愛を集めて 抱き寄せたい 人がいるのに

君の夢が つまらない嘘で汚れないように
君の頬を いつか涙で濡らさないように

愛の唄を もう一度だけ唄いたいけど
ありったけの 愛を集めて 抱きしめたい きりがないほど


13.過ぎた日にそっと花を

作詞:GARDEN
作曲:GARDEN

忘れたかった悲しみが
なんだか いとしい
思いつめて
はしゃぎすぎて
行き場ない
立ちつくした

戻りたいとは思わない
でもただ眩しい
何も知らず
すべてを知り
あまりに若過ぎた日々

過ぎた日にそっと花を
夢は まだ かなえきれず
愛をくれた君に花を
そしてもうふり返らず
遠いあやまち
胸にきざんで
風の中へ行こう

守れなかった約束は
今でもさみしい
だからきっと
いつの間にか
心 閉じて生きていたんだ

強くならなきゃいけないと
思うと苦しい
ただ本気で
望めばいい
友はそう教えてくれた

過ぎた日にそっと花を
とどまらず 先へ行こう
語り合えた君に花を
いつかまたきっと逢おう
すぐに答えを
出さなくていい
旅の終わる日まで

過ぎた日にそっと花を
夢は まだ かなえきれず
愛をくれた君に花を
そしてもうふり返らず
遠いあやまち
胸にきざんで
風の中へ行こう


14.小さな祈り


15.あゝ青春 Brand new edit

作詞:松本隆
作曲:吉田拓郎

ひとつ ひとりじゃ淋しすぎる
ふたりじゃ 息さえもつまる部屋
みっつ 見果てぬ夢に破れ
酔いつぶれ 夜風と踊る街
哀しみばかりかぞえて
今日も暮れてゆく

あゝ青春は 燃える陽炎か
あゝ青春は 燃える陽炎か

いつつ 生きてる後味悪さ
胸に噛みしめれば 泣ける海
やっつ やめるさ抱きあっても
こころは遠ざかる 安い宿
眠れぬ夜をかぞえて
日々は過ぎてゆく

あゝ青春は 燃える陽炎か
あゝ青春は 燃える陽炎か……………


16.哀しい人

作詞:山田ひろし
作曲:都志見隆

時が止まらず 流れてゆくことが
人の本当の 哀しみだね

だけど それでも 歩いてゆけるのは
どんな時でも 過ぎ去るから

哀しい人 君のそばにいよう
慰める事もできないけど
見つめて いるから

もう 自分を 許してあげればいいだろ
子供じゃなくても
泣いていいんだよ

とてもよく似た 痛みを知ってるよ
まるで同じじゃ ないけれどね

だから「ひとりにしてよ」という言葉
それが嘘だと 分かるのさ

哀しい人 君を抱きしめよう
ほんの少しでも 暖めたい
凍えた 心を

もう すべてを 許してあげればいいだろ
失うため だけに
生まれた様でも

哀しい人 君のそばにいよう
いつの日か僕も 君の肩を
借りたい 日が来る

もう 自分を 許してあげればいいだろ
子供じゃなくても
泣いていいんだよ

今夜だけ 此処で
泣いていいんだよ


17.空蝉

作詞:一青窈
作曲:マシコタツロウ

赤い糸は僕とつながってたはず、
のラプソディー
音を立てて今日が崩れていった
抜け殻され壊れ物注意!みたい
がんじがらめ。泣き虫だね
どんな僕の言葉かけても
まだ 足りないんだね
しょうがないんだ…とか
口に出せたら
どれぐらい楽になるだろう
それでも僕と背中合わせ で
あの頃に戻れるの、なら

うつせみの恋よ 君が愛してた
面影も影もない夢、のなか
心重ねたい こころかさねたい

まるで今の君は 困らせ上手、
我がままだね
だいじょうぶじゃないの…と
呪文をずっとかけてる から
さよなら、さえも持て余しては
この僕に言わせたがって
そう 望むけど見透かして欲しい
弱がることも強さだね

うつせみの恋よ 君が愛してた
本当もうそもない夢、のなか
探すものを教えて

うつせみの恋よ 君を愛してる
それだけでゆるされる僕ならば
心重ねよう こころかさねよう